太陽光発電アドバイザーが仲間の中で話題に。
-太陽光発電アドバイザー試験を受験しようと思ったきっかけを教えてください。
私は第1回(平成24年10月)の試験で合格し登録したのですが、試験の少し前の時期は離職中で、自治体が主催する即戦力人材の育成を目指した職業訓練を受講していました。その講義は電力の理論やしくみ、太陽光発電システムの設置に関する座学中心のカリキュラムで、講師は電力会社OBの方が務めていました。その講座を受講する仲間同士で太陽光発電アドバイザー試験が話題になり、受験をしようと決意したのがきっかけです。-もともとそのような職業に就かれていましたか。
いや、私自身そのような職に就いたことはありませんでした。ただ、私自身が環境や太陽光発電に興味があり、環境負荷低減活動として(エコな商品に買い替える)「ECO替え」もしていました。その結果、補助金も2回ほど使わせてもらいました。もともと、省エネにつながることに興味もあったので、職業訓練も太陽光発電に関するカリキュラムを受講しました。体系だった公式テキストの目次
-実際に試験の学習はどのようにしましたか。
勉強は太陽光発電アドバイザー試験公式テキストと問題集で行いました。私が受験したのは第1回ということもあり、どんな問題が出題されるかも分からなかったので、問題集は2回ほど繰り返し解きました。試験当日に問題を見ても公式テキストの内容からほぼ出題されていたので、しっかり公式テキストで学習しておいてよかったです。-公式テキストで学習をされましたが、学習してみていかがでしたか。
公式テキストを手に取りまずは目次をみたのですが、体系立てて目次が構成されており、非常に分かりやすかった印象です。私は消費者契約法や建築基準法を、ファイナンシャル・プランナー(FP)の資格取得の際や自宅を建てる際に少し勉強していたのですが、太陽光発電システムにおいてどの位置で必要な知識なのかが明確になりました。知りたいことを理解するうえで目次の考え方はその後も非常に役立っています。-現職に就いて経緯を教えてください。
太陽光発電アドバイザー試験に合格し、そのあと登録を行うのですが、その登録案内の書類にIBSの採用説明会の案内が入っていました。世の中のしくみを勉強する意味でも、まずは話を聞いてみようと思い、採用説明会に参加してみたのがきっかけでした。その時期がだいたい1月くらいだったと記憶しています。ビジネスの体系が表現できるようになった。
-現在の職業で、太陽光発電アドバイザーの資格が直結しているところはありますか?
私は現在、IBSの社員として、お客様先で勤務しています。お客様は太陽光発電システムを取り扱っているわけではないのですが、間接的に役に立っているところはあります。-最後にこれから太陽光発電アドバイザーを目指す方に一言お願いします。
知人が大規模な太陽光発電システムを付けたいというので相談に乗ったことがあります。その際に太陽光発電アドバイザーの試験での考え方が生きていました。大規模のため、設置するだけではなく社会環境も含めて検討する必要があり、知人と一緒に施工業者を回った際に、知識面でとても助かりました。-ありがとうございました。